高村智恵子生家
12日(水)曇り。原発ゼロが崩れた。川内原発の再稼働である。この猛暑でも電力は十分に間に合っており、加えて核ゴミの最終処分場の見通しが全く立たない中で、さらに核ゴミを増やす再稼働を何が何でもやるという、安倍政権のビジョンなき愚作の極みである。
火山対策も避難計画も整わない中強行するのは、国民の原発事故へのアレルギーを薄め、柏崎刈羽をはじめ、次々と再稼働を図ろうとする魂胆だろうが、そう簡単にはいかないぞと、声を上げ続けよう。前号でみたように、自分たちの避難計画は完璧なのであろう。
戦後70年談話はお友達が示した報告書では「侵略」は明記されるという。満州事変以降が「侵略」だというが、じゃあ、日清日露、第一大戦は侵略ではないというのか。台湾を植民地にした50年、韓国を植民地にした35年間は侵略ではなかったとでもいうのか。
二本松城(霞ケ城)の少年隊像
アベは最後まで侵略は認めても「お詫び」はしたくないと頑張ったらしいが、とうとう入れることになったとNHKは報道しているが、14日の発表まではわからない。懸命に言葉によるごまかし、あいまいさに腐心しているのだろう。特に英文による発表が見ものだ。
東大大学院の石田勇治氏が「ドイツが許されて日本が許されない本当の理由」という話をビデオトーク番組で話し、それに対するネトウヨによるバッシングが凄まじい。石田氏はドイツによる戦後の過去の克服も決して順風満帆にして、平坦なものではなかった。
ドイツも日本同様連合国によるニュルンベルク国際軍事裁判で裁かれるが、実はドイツはそれを公式には受け入れていないという。(知らなかった)日本との違いはドイツ自身の手による責任追及はそれで終わらなかったということ。今日に至るまで9000人以上を訴追してきたと。
笠松を背景に
又、被害補償においては2000年に政府と民間企業が出資して設立した基金「記憶・責任・未来」によって、戦時中の強制労働の補償として、主に東欧在住の167万人もの被害者に対して約5800億円の補償を支払い、国家賠償にまかせっきりの日本との大きな違いだと。
それだけではない。ドイツは「悲惨な過去を公的な記憶として保存し継承して行こうというもので、市民活動の中から様々な取り組みが展開されている」と。私が紹介した徹底した反ナチ教育、ユダヤ人居住区に「つまずきの石」を埋め込み、往来する人が気づくように。
日本は戦後50年でやっと謝罪する村山談話が出たのに、それを否定しようとしている。ドイツは戦後40年にワイツゼッカー大統領が「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となる」との演説が、日本では同年8月15日、中曽根首相がA級戦犯合祀後初めて靖国参拝をした。








